05.18.00:37
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10.22.16:03
Epsode01~6
「おい、聞いてんのか?」
こいつは押領司真行。かの錦コーポーレーション設立に携わった押領司財閥宗家の御曹司。
最悪なことに、私のいとこにあたるのよ!あ~、なんでもう、よりよってこいつがここにいるのよ!?
一瞬、放心状態だったあたしはこいつからはよほどの間抜けに見えたらしい。いつも以上に、うざいぐらいからんでくる。
「めぐみちゃ~ん??聞いてまちゅか~??もしかして今日あの日~??」
死ね!!
あやうくアクセロットを使うところだった!
気がついたら奴の首に回し蹴りが決まっていた――
あれっ?
効いてない??
「ひゅー、あぶね!あやうく一回死ぬところだったぜ!」
「ちょ、あんた、今なにしたの??」
「それはこっちのセリフだろ??殺人蹴りかました奴の言うことか??お前が寸止めしなかったら間違いなく死んでたぜ??あぶね~!!」
そんなはずはない。あたし、確かにこいつの首筋ねらって・・・?
なんで??
「確かに悪かったよ。んでも、おまえがあんまりボーってしてたからつい・・・
でも殺人蹴りまですることはないだろ!」
「別にもういいわよ。それよりあんたどこから現れたのよ??ここ202講義室よ??さっきまで誰もいなかったのに!」
「はあ、何言ってんだ、おまえ?ほんとに大丈夫か?ここ1号棟132歓談室だぞ?おまえこそなんでここにいるんだよ?授業じゃなかったのか??」
あれ、いつの間に??
なんで――??
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