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  • 05/18/07:05

08.05.11:16

H17論述SS

 H17小論文SS

2005年の設定)

日本のエネルギー安定供給性を高めるための方策として、以下の二つの方策があるとする。

①化石燃料や原子力エネルギーなど従来型エネルギーの利用効率向上のための技術開発の促進

②再生可能エネルギーの利用技術開発の促進

方策②の立場であると仮定して、その論旨を述べよ(800字以内)。

 

 我が国のエネルギー自給率はわずか4%である。原子力エネルギーを準国産エネルギーと勘定しても、高々20%である。化石燃料に代表される石油や天然ガス価格は、新興国の台頭などにより近年上昇傾向にある。原子力の燃料であるウランもまた高騰している。長期的な視点で考えると、短期間の価格の乱高下はあるにせよ、今世紀中にはいずれの化石燃料も枯渇が懸念されている。これは我が国にとって正に壊滅的な脅威となる恐れがある。従って、今のうちから再生可能エネルギーへの積極的投資を促し、早期に海外依存体制のエネルギー供給システムを改善する必要性がある。

 再生可能エネルギーで早急な成長が期待できる分野は、太陽光、風力、地熱であると思われる。

 太陽光については、我が国は世界に先駆けてその技術開発および普及促進を行ってきた。現在、他国の追い上げが強まっているが、我が国が蓄積してきたノウハウおよび今後の市場拡大予想から、最も多額の投資を引き出し、大きく成長していく分野であると考えられる。

 風力は初期投資を抑えることと稼働率向上が最大の課題である。また、我が国は国土が狭く、アメリカやヨーロッパのような大規模な設備に拡大するのは限界がある。従って、我が国はこのような制約条件の下、我が国独特の風力発電方式を開発すべきである。小型化し、風力レンズ等の新型翼の開発、また、洋上風力等も開発の余地がある。

 地熱発電は、我が国のそのポテンシャルは世界第3位であり、これだけで国内で消費するエネルギー量を賄うだけの容量がある。また、現在開発中の高温岩帯発電方式だと、現在の方式より圧倒的に初期投資が軽減でき、かつ大容量のエネルギーを供給することが可能となる。

 しかしながら再生可能エネルギーは、現状では数々の障害が存在しているのもまた事実である。だが、これらを克服していくことが、我々の未来への安全保障へと繋がることは確かである。

791字)

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